2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『双頭の船』

震災から丸二年が経過し、文学の場では悲しみや無常観、諦観だけを表現したものだけでなく、ようやくと云うべきかユーモアに溢れた希望のものがたりが登場するようになった。 今月は、この2月に初版が発行されたそんな文学を紹介する。 『双頭の船』 (池澤…