祝辞の原稿

 終日、入学式の祝辞を書く。下書きである。挨拶をしよう。というのと制服を着てるんだから無責任なことはできないんだよ。とかそういうことを云おうと思う。月並みと云えばそれまでだが、それしか思い浮かばないんだから仕方ない。
 朝から、パソコンの前に座り、昨日図書館で漁った本を読み散らし、ああでもないこうでもないと下書きを書き散らす。草稿になりそうなものが出来上がったのが、宵の口。一応、これで完成稿かな、というところまで来たのは夜も更けた頃合いだった。