平成24年度 連P主催の定期総会&歓送迎会

 平成24年度 連P主催の定期総会&歓送迎会。18:00〜。
 PTA行事が平日の18:00が開始時刻、というのは勤め人にとってなかなかたいへんなのである。もっと早い時刻なら早退するのもひとつの手段であるが、18:00ではそうもいかない。17:00の終業時刻になるやいなや挨拶をして退社する。17:00に会社を出るためには、その前から帰る仕度をしていなければならない。書類を整頓して文房具を片づけ、そしてPCの終了準備も怠りなく。さらに人から依頼された案件も確実に解決しておかなければならないのだ。依頼を受けておいて回答をする前に帰ってしまった、では日本の会社においては、たぶん通用しない。片付けと解決が漏れなくできていてはじめて“ベルダッシュ”ができるというもの。その“ベルダッシュ”のもうひとつの、そして最も重要な条件は、終業間際になって厄介な案件が持ち込まれない、ということだ。でもこれは自分の努力では如何ともし難い。考えてみれば、例えば営業職は、日々そういうことの連続であろう。相手のある仕事では、みんな相手の都合に合わせてやっていかなければならない。それが仕事と云えばそのとおり。だから何もないのは逆にかなり僥倖と云わなければなるまい。
 閑話休題
 “ベルダッシュ”のお蔭で開始予定時刻の5分前に入場することができた。やれやれ。
 広い会場には、テーブルと椅子がびっちり置いてある。それぞれに中学校名が書かれた札がある。その場所に座ればいいのだが、残念。わが校は平成24年度に連Pの会計担当になってしまったので、役員席に腰掛ける。
 壇上には平成23年度の役員が並んだ。事業報告や会計報告を行い、そして平成24年度の新役員に場所を交代した。何もわからないまま、会計として壇上の椅子に腰掛ける。そして平成24年度の新会長による挨拶と副会長による事業計画。そして予算案はそれがしの担当なのである。他の人が決めた予算案(若干の変動はあるものの例年どおりの)をかなり端折って読み上げた。200名近くいる人の前でその視線を一手に引き受けてものを喋る、というには慣れるまではかなりきつい作業だと思う。そういうことに慣れることがあるのだろうか。喋り終わり壇上の自席についてから、そんなことを思っていた。
 定期総会はしずしずと終了し、教育委員会委員長の挨拶やら教育長の挨拶があり、引き続き歓送迎会に入る。つまり酒が出る、ということ。役員席に黙って腰掛けているのもなんだし、ほうぼうに挨拶がてらビールを注いで廻る。・・・・・なんだ、サラリーマンの社会と変りないじゃん、とごく基本的なことを思いながら、ちょっと知っている人たちに注いで廻った。
 20:30終了。そして21:00から場所を替えて二次会である。町の料理屋の二階大広間。会計校なので、会費の徴収をしてください。と云われていた。そのために二次会に出席しない副会長に手伝ってもらう。副会長には前もって領収証をExcelで作ってもらい、それを会費の徴収時に相手に渡す仕事なのだ。そういう話は前もって聞いてはいたが、決まりとは云え、なかなかたいへんだ。毎年のことだが、担当は持ち回りなので、どの学校も担当になれば初めての経験となる。うちは会計校だからまだいいが、会長校となると本当に大変そう。常に仕事をしているような感じなのだろう。
 二次会は前年度(平成23年度)の解散式のようなものだ。打上げである。前年度役員が異常に盛り上がる。前役員の人たちからはひと仕事した後の達成感が感じられる。どの人からも高揚感が滲み出ている。凄いなぁ。仲がいいなぁ。
 二次会は23:00に終了。それがしは帰宅したが、達成感を持ち高揚感を持て余している人たちは三次会に繰り出す。おそらくカラオケで朝まで発散すれば、すべて出し切ってあとは心地良い疲労感が気持よく残るわけなのだろう。
 お疲れさまでした。