平成24年度PTA総会。第1回運営委員会

 平成24年度PTA総会。第1回運営委員会。
 午後から半休を取る。学校へ行くのだ。
 昼過ぎには学校に到着し、T校長はじめ教職員に挨拶。校長の案内で学校見学。授業中の教室に校長がずんずんと入っていく。廊下で遠慮してもじもじしていると、校長が「入って」と云う。仕方ないのでPTA会長の名札をぶら下げた我が身は、現役生徒たちの冷たい視線と好奇の眼差しにさらされる、という寸法になる。………そんなことはどうでもいい。
 我が中学の生徒たちはみんな真面目である。いわゆる“中学生らしい”子たちばかりである。授業に参加していないような不良は皆無だ。
 その後、すでに参集している役員のお姐さまたちに合流した。会長である拙者がいなくても打合せには痛痒はない。我が中学のPTA役員は実にテキパキとしている。事務能力はピカ一。なんともこころ強い限りなのだ。きたる5月26日に行われる運動会の打合せ。PTA役員の動きを確認。来賓の接待とか、見廻りとか。それから、来月の我が中学のPTA歓送迎会について。これはPTA主催なので、うちのお姐さまがたは結構たいへん。そんなこんなを打ち合わせているうちに、時刻は16:00が近づく。
 “PTA総会”と云っても、そんな大袈裟なことはなにもない。参加者は数十名。たぶん40名程度だと思う。PTAの何らかの役員を引き受けている人しか出席しないから。総会は16:00開始。PTA会長の挨拶あり。大したことは云っていない。学校側に話があって、PTAの各委員会の報告があって、サークル活動の報告で、そのあと引き続き運営委員会。出席者は、学校側から校長と副校長と教務主任。PTAの役員は全員。学級代表の保護者。広報委員会など各委員会。そしてバレーボール部など各サークルの代表者。出席者は「総会」とほぼ同じメンバーである。
 「運営委員会」ってなんだろう?PTAの“最高意思決定機関”が「総会」だとすれば、「運営委員会」は“最高幹部会議”という位置づけであろうか。
 とは云いながらも、この「運営委員会」は、何かを決める場ではなく、ふだんPTAとして、自分たちがやっていることの報告の場なのである。PTAを構成している各委員会やサークル活動の報告であり、また学校内の報告であったりする。
 この「運営委員会」というものに初めて出席して、何をする会議なのかがようやくわかった次第なのである。そして知らないことがまだまだたくさんあることを認識した。“その委員会はそういうことをしているのか”と、ようやく理解しはじめた感じなのだ。
 それにしてもこの曖昧な「運営委員会」という命名は凄い。通常何もなかったら単純な「報告会」なのだが、何かの時のために何かが出来る権限のありそうな「運営委員会」という名称を付けたのは、素晴らしい卓見と云えよう。
 「総会」と「運営委員会」は両方併せて約1時間で終了した。会長、副会長ですこし打合せをして、18:00前にはすべて終了。
 そのあと、前会長のYくんとふたりで呑みにいく。