災害ボランティア(〜01/09)

 災害ボランティア(〜01/09)
 2泊3日の行程で宮城県の街へ被災地支援ボランティア。このボランティアにはこれで5回目の参加になる。このボランティアは盆暮れ正月以外はずっと継続して行なっているボランティアで、常に誰かが現地に行っている。そして私は昨年の5月。6月は二回。8月。と4回参加した。今回のこの参加は久しぶりで昨年の8月以来となった。朝、集合場所に行くと9月以降の参加者がとても多いのに驚いた。ほとんどが初顔合わせ。
 早朝、区役所に集合。そして大型バスで東北道を北上する。昼に現場到着。昨年から区のサテライトになっているテント。
 作業的には草むしりが多い。汚泥の除去や清掃など家の作業はほぼ終了したみたいだ。
 今回感じたのは、8月までと9月以降でなんとなく境界線が引かれている感じがしたのだ。つまり8月までのきつい作業と9月以降の比較的緩い作業と。意識の差というか参加者の心構えの違いというか。あくまでも厳しい作業を望むのであれば、このボランティアから去っていく人もいるだろう。また震災直後の4月や5月から参加しているディープにたくさん参加している人は、基本的に“定点観測”をしているんだろう。時間が経つごとに災害の爪あとが埋められていくのを見続けているのだ。そして被災地は、災害直後から比べたら穏やかに落ち着いた雰囲気になっている。むろん家は壊されているから更地ばかりなのだが、その広がりが余計に穏やかさを強調しているようにみえる。