シェイクスピア・アラカルト 8

【稽古3日目】

 さて、稽古は3日目になる。
吉田理恵くんは、9/27(金)と28(土)で上演する「三文オペラ」の稽古が連日続いている。
したがって、こちらのシェイクスピアのせりふは入っていない。
吉田理恵くんの役は以下のとおり。
マクベスマクベス夫人):難解な言い回しが随所にあって、しかも長セリフ。
ヴェニスの商人(ポーシャ):上演するのが夫を決める箱選びの場面なので、喋るのはほぼポーシャだけ。
じゃじゃ馬ならし(キャタリーナ):は今回のシェイクスピアの中では唯一楽かもしれない。ペトル−チオとの軽妙な掛け合い。
ロミオとジュリエット(ジュリエット):“おおロミオ。ロミオ。どうしてあなたはロミオなの?”くさいセリフをどれだけ自然に美しく云うか、にかかっている。
ペリクリーズ(マリーナ):生き別れの父との感動的な再会。さっきまで恋人同士を演じていたが、この最後の芝居では父娘を演じる。劇中に歌が入る。歌唱となれば、吉田理恵の出番なのだ。

写真は、今回の演劇を上演する、大田区立東調布中学校の体育館の様子。無人のときに2階のギャラリーから写真を撮った。