2012-01-01から1年間の記事一覧

「THE BEE」(NODA MAP)

「THE BEE」 Japanese Version NODA MAP 於 水天宮ピットター 19:00〜 野田秀樹・宮沢りえ やられたらやりかえす、アメリカとイスラムの喧嘩を揶揄した芝居。暴力には暴力で立ち向かう。しかし観ている我々はそれがいかに無意味な行為か知っている。暴力の連…

「ロッカーの濡れている床、イスがない」(昨日の祝賀会)

「ロッカーの濡れている床、イスがない」 昨日の祝賀会 第1回公演 於 アトリエヘリコプター(五反田) 19:00〜 永井若葉さん出演 奇妙なタイトル。意味不明。濡れているのはロッカー?それとも床?そしてさらに奇天烈なのは、この芝居にロッカーも床も出て…

連P研修会

平成23年度連P主催のPTA会長研修会。18:30〜。 昨年度の会なので、前会長も参加して現役員会長副会長が参加した。同じ区内の前中学校のPTA役員が参集するさまは圧巻だ。校長会会長の挨拶の後、各校紹介。同じ区の中学校全部の新旧会長と副会長が次々と…

『遺体』(石井公太)&『震災死』(吉田典史)

第28回 東日本大震災関連(その1)・・・・・・震災で亡くなった人々 小欄は、映画や演劇、それに話芸の世界を表現している本を紹介するコーナーなのだが、しばらくは先の震災に関連する書籍を取り上げていきたい。担当している筆者のわがままをどうか許していた…

入学式

入学式。 仕事は全日有給休暇取得。 晴。桜が満開である。 朝から落ち着かない。5:00起床。飼い犬の散歩。祝辞の練習。朝食。練習。礼服に着替えて練習。 8:15に家を出る。学校着は8:25。学校の廊下をうろうろして、練習。 9:30頃から続々と来賓が到着。地元…

原稿の最終確認

6日の金曜日にS先生から校閲済原稿が戻ってきた。ほとんど修正箇所はない。我が家のポストに先生からのお手紙と一緒に原稿が投函されていた。ありがたいことだ。 原稿を奉書紙に清書する。筆ペンよりもサインペンの方が書きやすいので、全文をサインペンで…

新年度仕事始め

PTA仕事始め。 仕事は午後休。ほら、半休とは云え、いきなり会社を休んだ。仕方ない。平成24年度のPTA仕事始め。13:00過ぎに学校に入る。校長に挨拶。新しく我が中学に着任した先生方を出迎えて、挨拶。それからPTA準備室で役員のみなさんと合流。…

祝辞の原稿

終日、入学式の祝辞を書く。下書きである。挨拶をしよう。というのと制服を着てるんだから無責任なことはできないんだよ。とかそういうことを云おうと思う。月並みと云えばそれまでだが、それしか思い浮かばないんだから仕方ない。 朝から、パソコンの前に座…

ダブルの礼服

近所の紳士服専門店でダブルの礼服を買った。むろん入学式に着るためである。また、図書館で、スピーチ集やPTAの仕事事典のような本を渉猟する。祝辞の文案を練るためだ。参考になるならないはともかく、すこしでも、関係するような本を片っ端から借りた…

副会長との打合せ

副会長と打合せ 新年度のPTA副会長2名と10:30に近所にある区の施設で待ち合わせ。簡単な打合せをした。打合せ、というより顔合わせである。副会長2名のうち、1名は留任でもう1名が新任。留任はA副会長。新任はH副会長。新任と云っても小学校でかな…

23年度の打ちあげ

平成23年度のPTA役員の打ち上げに招かれた。 この日は、17:00以降もそれがし職場で仕事をしていた。年度末だしそれなりに仕事がある。そしたら、Y現会長から電話がきた。先週の顧問会の酒席で、今日の会があることは聞いていたが、正式に誘われているわ…

「城壁の下で」(シアター・ブロック)

「城壁の下で」 劇団シアターブロック公演 於 明石スタジオ(高円寺) 19:00〜 (タンクレード・ドルスト原作・1971年) 中村依子さん出演。 タンクレード・ドルストという劇作家のことは知らなかった。しかしこの芝居を観れば、このドルストがどれだけ…

「顧問会」

午後、中学校で「顧問会」があった。中学校における“顧問”とは、歴代校長と歴代PTA会長である。 と、定義付けできるのは、呼び出されて、実際に歴代校長や歴代会長に会ったからだ。 それがしは次期会長予定者に過ぎないので、「顧問会」には参加できない…

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(ジョナサン・サフラン・フォア)

第27回 9.11とオスカー少年 いよいよ、3月11日がやってきた。気分的に居ても立ってもいられない。1年経ったが、政府のやることはあまりうまくいっていない感じがする。被災地ではなにもかもに対して人手不足を感じるのだ。人がもっと参加しなければ…

会長職の引き継ぎ

引き継ぎ。 現会長との引き継ぎを居酒屋で行った。現会長は、微に入り細に穿ったとてもわかりやすく詳細なマニュアルを用意してくれた。連合PTA(区立中学PTAの連合体。以下“連P”と省略する)と地区のPTA(区の中で近隣中学PTAの集まり。以下“地…

平成23年度、最後のPTA運営委員会

平成23年度、最後のPTA運営委員会が行われている。むろんそれがしは参加していない。その場で新年度の新体制が発表された。本日付けの全校への配布物に新会長としてそれがしの名前が入った、PTA通信が配られた。それを倅が家に持って帰る。帰宅すると…

 災害ボランティア(〜02/26)

2泊3日の行程で宮城県の街へ被災地支援ボランティア。このボランティアにはこれで6回目の参加になる。先月に引き続き参加。金曜日は会社を休んだ。今回はここ東松島で降雪を経験した。中日の土曜日に朝はなんでもなかったが、現地に着いてから雪が降り始…

「三人姉妹」(文学座)

「三人姉妹」 文学座公演 於 紀伊国屋ホール 19:00〜 文学座の公演は毎度のことながら外さない。この公演も素晴らしいものだった。 チェーホフの芝居はテーマがはっきりしているので好きだ。今回の「三人姉妹」は、芝居の後半に、ヴェルシーニンやオリガが台…

恩師に報告

恩師(この恩師にはたびたびご登場願うので、以下S恩師と云う)に会長職を受けたことを報告。でもやはり、心の中では私が会長になったらいいな、と思っていた。と云われた。学校の卒業生だし、いい会長になれるよ、と励まされた。 とは云うものの、PTA会…

恩師に連絡。そして指名を受諾・・・。

中学時の恩師に連絡。その恩師はそれがしが在学時に担任だった人であり、その後この中学校の校長を勤めて定年になった人である。 まっさきに思い浮かべた人は、この人なのである。 先生は反対した。それがしには持病がある。先生はそれを心配された。会長に…

「キツツキと雨」

映画「キツツキと雨」。沖田修一監督。役所広司・小栗旬。 岐阜県美濃地方が舞台であり、役所広司が扮するきこりと小栗旬扮する若手映画監督との交流を描いている。人見知りする若者と中年の親父。職業を剥ぎ取れば、どこにでもいる男たち。が、この映画のお…

『現代口語演劇のために』(平田オリザ)

第26回 平田オリザが求めるもの(その3) 最近どうもはっきりしない。ぼんやりとした落ち着きのない気分。全体として楽しくないのだ。読者諸氏諸兄は如何だろうか。天井がとても低く窓もなく狭くて暗い部屋に閉じ込められている感じ。この焦燥感。閉塞感。…

電話が掛かってきた・・・・・・!!

「先輩。先輩のお名前が挙がりました。」という電話の向こうの声が、そもそもの始まりだった。 倅の通っている中学校はそれがしの母校でもある。この時の電話相手のY現PTA会長も卒業生で、それがしの1年後輩なのだ。 実際に何の話かわからなかった。「…

「ある女」(ハイバイ)

ハイバイ本公演 「ある女」 於 こまばアゴラ劇場 19:00〜 タカコはいま存在しているOL、あるいは日本女性の典型である。ひたすら癒されることを求める。タカコの場合は、それが男だった、ということにすぎない。そして男女の仲でも一所懸命に“空気を読んで…

「浅草版・くるみ割り人形」(Project Nyx)

「浅草版・くるみ割り人形」 Project Nyx 第8回公演(於 吉祥寺シアター 19:00〜) 日野聡子さん出演。 寺山修司さんの世界を上手にアレンジできていたのだろうか。観た限りでは、よくわからなかった。ひとつにはしもネタが多すぎる。生殖器の連呼はいけな…

「聯合艦隊司令長官 山本五十六」 

映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」 海軍きっての開明派が聯合艦隊司令長官として米国と戦わなければならなかった、その運命の巡り合わせ。戦局を有利に進め、勝っているうちに講和に持ち込もうとする意図があったが、どの時点でそれが間違えてしまったか…

『演技と演出』(平田オリザ)

第25回 平田オリザが求めるもの(その2) 前回ご紹介した『演劇入門』(講談社)(講談社現代新書)(1998)の続編。姉妹書と云ってよい本を今月はご紹介しよう。 『演技と演出』(平田オリザ 著)(講談社)(講談社現代新書)(2004) 題名のとおり、演技…

災害ボランティア(〜01/09)

災害ボランティア(〜01/09) 2泊3日の行程で宮城県の街へ被災地支援ボランティア。このボランティアにはこれで5回目の参加になる。このボランティアは盆暮れ正月以外はずっと継続して行なっているボランティアで、常に誰かが現地に行っている。そして私…

「サラの鍵」 

映画「サラの鍵」 フランスにおけるユダヤ人迫害。第二次世界大戦時に親ナチス政権のもと、フランス国内のユダヤ人が一箇所に集められ、ひどい待遇を受ける。そして収容所へ移動。パリで両親と弟と4人で住んでいる小学生のサラ。彼女は自分が連行される時、…

新年に際して陛下のおことば

天皇陛下のお言葉 昨年は春には東日本大震災が起こり,夏から秋にかけては各地で大雨による災害が起こり,多くの人命が失われ,実に痛ましいことでした。また,原発事故によってもたらされた放射能汚染のために,これまで生活していた地域から離れて暮さなけ…